英数字が含まれているデータを取り扱う際に、全角と半角が混在していると読みづらいだけでなく、見栄えもいまいちです。
この記事では、全角から半角に変換するASC関数の使い方を解説します。 全角か半角か一目で判断しづらい文字の場合でも関数を使用すればもれなく表記を統一することができます。電話番号や住所などのデータを扱う際に便利なため、ぜひ活用してください。
ASC関数とは?
ASC(アスキー)関数とは、セル内の全角を一括して半角に変換する関数です。
※ ASC関数は、英数字の他、カタカナやスペース、半角がある記号も変換されます。
ASC関数で全角から半角に一括で変換する方法
全角から半角に変換できるASC関数の書式は以下の通りです。
=ASC(文字列)
STEP
ASC関数での変換結果を表示させる任意のセルを選択します。例ではE列の「住所2」を半角に統一するためF3~F11セルにASC関数の結果を表示させます。
STEP
選択したセル(例ではF3セル)に以下の関数を入力します。
STEP
これで全角が半角に変換されました。
STEP
F3セルの右下に表示されている小さな四角をF11セルまでドラックして数式をコピーします。F3~F11セルすべてに結果が反映されたら完了です。
まとめ
エクセルで全角から半角に変換する方法についてご紹介しました。
カタカナも半角に変換されるためデータによっては注意が必要ですが、英数字を扱っているデータを整理する場合には大変便利です。ぜひASC関数を試してみてください。