FOR NEXT CREATORS

YouTuberとして、
撮影も編集も
『やってみた』を繰り返す。

YUKIRINU
YOUTUBER

ゆきりぬ
ユーチューバー

ゆきりぬさんの写真

チャンネル登録者数25万人を超える人気YouTuber「ゆきりぬ」さん。現在は、数多くの人気YouTuberを抱える「UUUM」に所属。ゲーム実況や勉強のコツ、理系女子ならではの実験など、様々なテーマの動画を投稿しています。そんなゆきりぬさんにYouTube投稿をはじめたきっかけや、動画編集のこだわりなどを語っていただきました。クリエイター向けPC・DAIVを使って編集した動画と、制作過程を追いかけたメイキングムービーも合わせて公開しています。

【DAIVで編集】ゆきりぬさん制作ムービー

はじまりは、ゲームの実況中継。

昔からゲームが好きで、大学生の頃はゲームばかりしていました。中高生のときは親から禁止されていたので、その我慢が大学時代に爆発してしまったのかもしれません。ただ、好きなくせにすごく下手で。どうすれば上手くなるんだろうと思いながら観ていたのがYouTubeやニコニコ生放送のゲーム実況。特に、YouTuberさんは顔出しして配信している人が多くて、親近感が湧くのでよく観ていたんです。好きが高じて、そのうち自分でもゲーム実況をやってみたいと思うようになって、ニコニコ生放送をはじめました。YouTubeじゃなくてニコニコ生放送ではじめたのは、動画の編集について何もわからなかったから。生放送はボタンを押すだけでできるので、とにかくまずはやってみようという感じでした。

インタビューを受けるゆきりぬさんの写真

動画編集の知識0なのにニコ動のユーザー記者に。

生放送をはじめて少ししてから、ニコニコ動画にはユーザー記者という人がいることを知って、友達と3人で応募したんです。ユーザー記者というのはniconicoが主催するイベントの様子などをレポートするユーザーのことなんですが、応募が通って3人で活動することになりました。ただ、ユーザー記者はただ取材するだけじゃなく、動画の撮影や編集もしないといけなくて。私はそのとき編集ができなかったので、一緒に活動していた友達に教わりながら勉強しました。基礎的な編集なら自分1人でもできるようになって、1本つくってみたんです。それが、今もYouTubeに残っている最初の動画です。
編集ソフトは最初からずっとPremiereを使っているんですが、はじめたときは何から操作すれば良いのかも全くわからなくて。それでも、友達に基礎を教わってからは、アニメーションだったりエフェクトのつけ方だったりを自分なりに調べながら独学で身につけました。文字テロップのフォントや効果音なんかも、自分好みのものをフリー素材から探したりして。

打合せ中のゆきりぬさんの写真

動画の面白さは編集次第で変えられる

生配信と録画・編集動画の両方を経験したことで、それぞれの良さを知れたかなと思っています。生配信の良さは、視聴者の方と同じ時間を共有できるところ。その代わり、ゲームのプレイ画面だけを映している時間が長くなって、テンポが悪くなってしまうことも多いです。編集した動画は、リアルタイムじゃない代わりに、いらない部分をカットしてテンポを整えたり、テロップや効果音で面白さをプラスしたりすることもできます。私は、見せ方や展開を工夫できて編集次第で面白さを変えられる動画の方が楽しくて好きです。

動画編集中のゆきりぬさんの写真

自分が笑っちゃう動画は、きっと観る人も笑ってくれる

編集するときに気をつけていることは、なるべく女の子らしい動画にすることです。私が配信する動画は男性っぽいテーマのものが多くて。検証実験や勉強系のもの、ゲーム実況もそうかもしれません。そのイメージをちょっとでも和らげるために、テロップや効果音はゆるくて可愛らしいものを選ぶようにしています。
よく参考にするのは、アイドルが出演しているバラエティ番組です。フォントや効果音はもちろん、出し方やタイミングも勉強になります。「こういう間の取り方をすると面白く見えるんだ、次の動画でやってみよう」と、実際に動画の編集に取り入れることも少なくないです。間の取り方は最近特に大事だなと思っています。他のYouTuberさんの動画もよく観ていますが、テレビのバラエティ番組も意識的にチェックするようにしていますね。
編集はやればやるほどできることが増えてきて、どんどん楽しくなっています。自分で「ふふっ」って笑いながら夢中になっていると、「やばい、公開時間が迫ってる」みたいなこともちょくちょくあります。(笑)

ゆきりぬさんの写真

毎日長く接するPCだから、小さなストレスもなくしたい

編集していると長時間画面を見続けるので、目にストレスのないディスプレイはうれしいですね。今回使わせてもらったDAIVのPCは、パッと見たときディスプレイがキレイというのが第一印象でした。質感がマットで柔らかいので反射や映り込みが少ないし、それでいて色の出方も良いなと思いました。作業中、映り込みや影で色味が違って見えちゃったり、光の反射で見にくかったりすることは結構あって。細かいところなんですが、そういう小さなストレスを感じずに作業できるのは結構助かります。
あとは、処理速度に驚きました。いつもフリーの文字フォントを使ってるのですが、毎回そのフォルダを読み込む作業が必要なんです。20種類以上あるかな、量もかなり多いので、それをインストールするだけで結構時間を取られてしまって。でも、さっきDAIVのPCにインストールしたときは、読み込みのメーターがスススススーっと動いてびっくりしました。短縮できる時間はほんの数秒かもしれませんが、毎日長く接しているからこそ、そういう小さな違いをうれしく感じるのかもしれません。

動画編集中のゆきりぬさんの写真

動画配信は誰でも、いつだってはじめられる

撮影に必要になる基本的な機材は、カメラと三脚、あとは照明です。カメラは、映像がキレイで、コンパクトだから手持ちでも疲れない一眼カメラを使っています。三脚は撮影内容によって大きいものや卓上のものなどを使い分けていて。特にこだわっているのはライトですね。今は、メイク系のYouTuberさんがよく使っているリングライトを使っています。正面にセットして、ライトの真ん中にカメラをセットするだけで全体をキレイに照らしながら撮影できるので、すごく便利です。あと、目の中に光のリングができるんですけど、それは買ったときに気づきました。とにかく買ってみた結果の思わぬ産物で、それも良かったなと思います。
動画配信をはじめた頃に使っていたカメラは、実家から借りてきた重いホームビデオ用のカメラで、三脚はAmazonで一番安かった3000円くらいのもの、照明は勉強に使うデスクライトでした。(笑)ただ、それでも撮影はできましたし、しっかりとした機材を揃えなくても、やりたいと思えば動画配信はいつだってはじめられると思いますね。

インタビューを受けるゆきりぬさんの写真

やりたいことを自由に表現する技術と機材を

簡単な動画を配信するだけなら、これまでの機材で十分だったのですが、これからは今まで使ったことのない機材で、もっと色んな撮影方法に挑戦していきたいと思っています。最近は、GoProを使ってみたいと思っていて。外での大規模な実験やアスレチックみたいなアウトドアでの撮影をしてみたいんです。一眼カメラでの撮影も同時にして、編集するときは、複数の映像をマルチ画面で見せる、みたいな。そのためには編集技術も磨かないといけないですが。あと、単純にもっと解像度が高くて画質がキレイな動画を配信したいなとも思っています。他のYouTuberさんには、すごくキレイな動画を配信されている方もいて憧れています。
ただ、今言ったような撮影をするとなると、ファイルの数が増えてしまったり、データ容量が大きくなってしまったりして、PCの動きが遅くなるんじゃないかなっていう心配もあります。
文字テロップや効果音を出す間はかなり細かく調整しているので、編集中に動画がカクついたりすると、タイミングがわからなくなってしまうこともあります。撮影方法や編集のバリエーションを増やすためには、それ相応の性能のPCも必要だってことが最近わかってきました。
そのためにも今後、撮影機材やPCは、やりたいことを自由に表現できるものを選びたいですね。

ゆきりぬさんの写真

YouTube動画制作メイキングムービー

ゆきりぬさんの写真

YUKIRINU
YOUTUBER

ニコニコ生放送でゲーム実況中心に配信し、登録者およそ2万人の人気生主となる。2016年6月、活動の場をYouTubeに移し、編集した動画の投稿をはじめる。2017年5月には、数多くの有名YouTuberを抱える「UUUM」に所属。人気の動画は100万回再生を記録するなど、急速にファンを増やし、現在の登録者は25万人を超える。
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DAIV-NG4500シリーズ

薄型軽量で持ち運びたくなる高性能クリエイティブノート。14型ノングレア液晶を採用し、蛍光灯などの反射を抑え映り込みが少なく、クリアな画質の再現が可能。モバイル性能を犠牲にすることのない約25.4mm(突起含まず)の薄型軽量ボディに最新世代のGeForce® GTX 1050 / 2GBを搭載することで、クリエイティブな用途など描写支援が必要な様々なシーンにおいて真価を発揮します。

14型 フルHD

薄型軽量で持ち運びたくなるクリエイター向け高性能ノートPC

iiyama ProLite XUB2390HS-3

従来のIPSパネルよりも透過率が向上したことにより、色再現性の精度および安定性の向上と低消費電力を実現したAH-IPSパネルを採用。上左右に段差のないフラットなウルトラスリムライン画面なので、2台以上並べて使うマルチモニターにも最適。ブルーライト低減機能により、長時間の使用による身体への負担も低減します。

※ ゆきりぬさんが使用している旧モデルの後継機種となります。