JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)測定条件
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)に基づき、製品出荷の状態から以下の条件下で測定算出しています。
動作時間算出方法
バッテリー動作時間は2種類の測定法(測定法a、測定法b)で得られた動作時間を用いて以下の式で算出する
動作時間 = [ (測定法a) + (測定法b) ] ÷ 2
※少数第一位未満は切り捨て
測定条件
<測定法a、測定法b共通>
- 「デバイスマネージャー」から以下デバイスを「無効」にする
- Webカメラ
- Bluetoothアダプター
- 「キーボードLED」を消灯する
- 「電源オプション」を「バランス」に設定し、バッテリー駆動時の
- 「ディスプレイの電源を切る」「コンピューターをスリープ状態にする」を無効にする
- 液晶輝度を150cd/㎡以上に設定
※自動調光機能搭載モデルは、「設定」→「システム」→「ディスプレイ」の「照明が変化した場合に明るさを自動的に調整する」のチェックを外す
- 「詳細な電源設定の変更」から、各種項目を以下のように設定する
- 電池切れの通知・・・バッテリー駆動:オフ
- バッテリー切れの動作・・・ バッテリー駆動:シャットダウン
- 低残量バッテリーのレベル・・・ バッテリー駆動:2%
- バッテリー切れのレベル・・・バッテリー駆動:1%
- 低残量バッテリーの通知・・・バッテリー駆動:オフ
- 低残量バッテリーの動作・・・バッテリー駆動:何もしない
- 省電源移行バッテリー レベル・・・0%
- 「デスクトップの背景」から、デスクトップ背景を「単色」の白色に設定する
- 無線LANをアクセスポイントに接続した状態にする(インターネットに接続しないクローズドネットワークを使用)
- 音量をミュートに設定する
- 「ウィルスセキュリティーソフト」をアンインストールする
- 「設定」→「システム」→「バッテリー」→「バッテリー節約機能」の「次の値になったらバッテリー節約機能を自動的にオンにする」を“常時”に設定する、 「バッテリー節約機能がオンのときは画面の明るさを下げる」のチェックを外す
- 「Vari-Bright」機能搭載モデルは、ユーティリティーからオフに設定する
測定方法
<測定法a>:動画連続再生時の動作時間測定
上記測定条件下で、
「JEITAバッテリー動作時間測定用動画ファイル(Ver.2.0用)」を本体ストレージに格納し、OS標準再生ソフトウェア(映画&テレビ)でフルスクリーンで連続再生する
※測定中はPC本体の操作を一切行わないものとする
※室内温度25℃環境で測定
<測定法b>:アイドル状態での動作時間測定
上記測定条件下で放置する
※測定中はPC本体の操作を一切行わないものとする
※室内温度25℃環境で測定