WPS Spreadsheetsでセルの書式設定をマスターしよう!基本から応用まで徹底解説

WPS Spreadsheets セルの書式設定イメージ画像

 WPS Spreadsheets(WPS スプレッドシート)は、Microsoft Excelに似た機能を備えつつ、直感的な使い勝手と軽快な動作が特徴となり、個人利用からビジネス用途まで幅広く対応可能で、多くのユーザーに支持されています。

 この記事では、WPS Spreadsheetsを使用したセルの書式設定の基本から応用までを、わかりやすく解説します。

 初心者の方でも安心してステップバイステップで進められる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

基本的なセルの書式設定

 WPS Spreadsheetsでは、セルの外観を簡単にカスタマイズすることができます。

 ここからはフォントや色の変更、数値や日付の形式設定の方法について説明します。

 セルとは、表計算ソフトでデータを入力するための枠のことです。WPS Spreadsheetsでは、1つのセルを選びたい場合は、そのセルをクリックするだけで選択ができます。

 一度に複数のセルを選びたい場合は、隣接するセルの場合はドラッグして範囲を選びます離れた位置にあるセルを選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら個別にセルをクリックします

 これにより、必要なセルだけを効率よく選ぶことができます。

セルのフォントと色の変更方法

 セルに入力したデータを、ツールバーからフォントや色を変更する方法は以下の通りです。

STEP

書式設定したいセルを選択する

STEP

ツールバーのフォントアイコンをクリックして、フォントタイプやサイズを選ぶ

A」アイコンをクリックすると、フォントの色を変更できる

 

WPS Spreadsheets セルの書式設定

数値・日付の表示形式設定

 数値や日付を適切な形式で表示することで、データの視認性や可読性を向上させることができます。

  特に、大量のデータを扱う際には情報を整理し、目的に合ったフォーマットを設定することが重要です。以下の手順で簡単に設定が可能です。

STEP

セルを選択後、右クリックして「セルの書式設定」を選ぶ

 

WPS Spreadsheets セルの書式設定 数値・日付の表示形式設定

STEP

「数値」タブから、数値、通貨、日付などお好みの形式を選択し、「OK」をクリックする

 

WPS Spreadsheets 表示形式設定

セルの条件付き書式設定

条件付き書式の基本概念

 条件付き書式を利用すると、特定の条件に基づいてセルの形式を自動的に変更できます。たとえば、ある値が基準を超えたらセルが赤くなるなどの設定が可能です。

条件付き書式の設定手順

STEP

書式を適用したいセル範囲を選択する

STEP

ツールバーから「条件付き書式」を選び、「新しいルール」をクリックする

 

WPS Spreadsheets 条件付き書式 新しいルール

STEP

ルールの種類と条件を設定したら、「OK」をクリックする

 

WPS Spreadsheets ルールの種類の選択と条件を設定

 

  便利な条件設定の例

  売上が一定額を超えた場合にセルを緑にする

  期限が近い日付を赤字で表示する

応用テクニック

複数のセル範囲の書式設定を一度に行う方法

範囲の選択:Ctrlキーを押しながら選択したいセル範囲をクリックします。 (例:A1:A5 と C1:C5 を同時に選択可能)

 例えば、A1:A5 と C1:C5 の両方を選択できます。

書式設定を適用: 選択したセル範囲に一括でフォントの色や背景色などの書式を適用します。

ショートカットキーを使った書式設定のスピードアップ

 いくつかの仕事を速くするためにショートカットキーを習得することをお勧めします。

Ctrlキー + Bキー:選択した文字にを太字にします。

Ctrlキー + Uキー:選択した文字に下線を追加します。

Ctrlキー + 1キー:セルの書式設定ダイアログを開き、詳細な書式を調整できます。

トラブルシューティング

よくある書式設定に関する誤りとその解決法

Q. 書式設定が消えてしまった!どうしたらいい?
  • A.「元に戻す」機能を活用しましょう(ショートカット:Ctrlキー + Zキー)。これで直前の操作を取り消すことができます。また、大切なデータはこまめに保存し、作業後にはバックアップを取ると安心です。

 

Q. セルの書式設定が反映されない場合はどうすればいい?
  • A.対象セルを再選択して書式を再適用してください。それでも解決しない場合は、スプレッドシートを一度リフレッシュしてみると改善されることがあります。
  • ブラウザを使用している場合のリフレッシュ方法:ページの更新(ショートカットキー:Ctrlキー + Rキー または F5キー)を行います。これにより、スプレッドシートが再読み込みされ、表示の不具合などが解消されることがあります。
  • アプリ版を使用している場合のリフレッシュ方法:アプリを閉じて再度開くことでデータをリフレッシュすることができます。

まとめ

 WPS Spreadsheetsは、表計算や集計、グラフ作成、データ管理にも適しているため、計算やリストの整理、グラフ化などを短時間で効率的に行えます。他の表計算ソフトと比較しても遜色ない機能・操作性のため、これまでMicrosoft Excel を利用されていた方も違和感なくお使いいただけます。

マウスコンピューターのカスタマイズ(BTO)では以下2つのソフトをご選択いただけます。

【総合オフィスソフト】KINGSOFT WPS Office 2 Standard ダウンロード版 (ワープロ/表計算/プレゼンテーション/PDF閲覧)

【総合オフィスソフト&PDF編集】WPS Office2 PDF Plus (ワープロ/表計算/プレゼンテーション/PDF編集)

詳しくは、下記のリンクからぜひご確認ください。

 

※ カスタマイズ(BTO)は、機種によりご選択いただけない場合がございます。

 

 

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