ノートパソコンの平均的な重さは1kgから2kg程度ですが、1kg未満の製品や3kg以上の製品も販売されています。
軽量モデルは持ち運びがしやすい一方、重量があるモデルは高性能なパーツを搭載していることが多く、画像処理や動画編集などの高度な作業も快適です。
また、ディスプレイサイズが大きくなると、視認性が向上しますが、同時に本体の重さも増加します。そのため、用途や使用環境に応じて、重さとディスプレイサイズのバランスを検討することが重要です。
この記事では、ノートパソコンの重さと利便性との関係や、重さとディスプレイサイズの関係性、重さごとの特徴などを解説します。ぜひ参考にしてください。
※ 製品の情報や価格は2025年1月21日時点の情報となります。
- ノートパソコンの重さと利便性の関係とは?
- ノートパソコンの重さはディスプレイサイズとも関連している
- ノートパソコンの重さ別の特徴・持ち運びのしやすさを解説!
- ノートパソコンを選ぶ際にチェックしたい重さ・ディスプレイサイズ以外のポイント
- 重さ別!マウスコンピューターのおすすめノートパソコン
- まとめ:ノートパソコンの重さとディスプレイサイズは用途に合わせて選ぼう!
ノートパソコンの重さと利便性の関係とは?
ノートパソコンの重さは、一般的に1kgから2kg程度です。軽いモデルは1kg未満、大型の高性能モデルでは3kgを超えることもあります。
軽量なノートパソコンは、持ち運びがしやすく、外出先での作業が快適です。たとえば、出張先やカフェで作業することが多い方は、できるだけ軽量なモデルがよいでしょう。
しかし、軽量なノートパソコンは高性能なパーツを搭載しにくく、高負荷な作業には性能が不足するケースもあります。また、1kgを切るような軽量モデルは、タイピング時に安定しないことも考えられるでしょう。
一方、重量があるノートパソコンは、持ち運ぶ際の負担が増します。しかし、高性能なパーツを搭載できるため、ゲームや動画編集などの用途にも活用できます。大画面モデルが多く、長時間の作業やエンターテインメントの視聴も快適です。
ノートパソコンの重さは、利便性や性能と密接に関係しています。持ち運びやすさを重視するか、高性能を求めるかを検討し、適切なモデルを選ぶことが重要です。
ノートパソコンの重さはディスプレイサイズとも関連している
ノートパソコンの重さは、ディスプレイサイズとも関連しています。軽いノートパソコンはディスプレイサイズが小さく、重いものは大きくなることが一般的です。
ディスプレイサイズは1インチ=2.54cmで表され、画面の対角線の長さで測定されます。下の表は、重さごとの主なディスプレイサイズと持ち運びのしやすさ、対角線の長さをまとめたものです。
重さ(kg) |
主なディスプレイサイズ(インチ) |
対角線の長さ(cm) |
持ち運びのしやすさ |
1kg未満 |
11~14インチ |
27.9~35.6cm程度 |
非常に持ち運びやすい |
1~1.5kg未満 |
13~14インチ |
33.0~35.6cm程度 |
持ち運びやすい |
1.5~2kg未満 |
14~16インチ |
35.6~40.6cm程度 |
普通 |
2~2.5kg未満 |
15~16インチ |
38.1~40.6cm程度 |
やや持ち運びにくい |
2.5~3kg未満 |
16~17インチ |
40.6~43.2cm程度 |
持ち運びにくい |
3kg以上 |
17インチ以上 |
43.2cm以上 |
持ち運びは難しい |
ノートパソコンの重さ別の特徴・持ち運びのしやすさを解説!
ノートパソコンの重量ごとの特徴や持ち運びのしやすさについて、次のように分類して解説します。
・1kg未満
・1~1.5kg未満
・1.5~2kg未満
・2~2.5kg未満
・2.5~3kg未満
・3kg以上
自分の使用環境に適した重さの製品を見つける参考にしてください。
1kg未満は「常に持ち運ぶ方におすすめ」
1kg未満のノートパソコンは、頻繁に持ち運ぶ方に適しています。軽量で小型のため、バッグに入れても負担が少なく外出先でも使いやすいところが特徴です。また、軽量かつ堅牢性の高いアルミやカーボンが採用されていることもあります。
そのため、通勤や出張が多いビジネスパーソンや、コワーキングスペースで作業するフリーランスなどに向いているでしょう。
しかし、軽量化のために性能や機能が制限されている場合があります。高性能なパーツを搭載しにくく、複雑な画像処理や動画編集には向いていません。
主なディスプレイサイズは11~14インチ程度で、用途に合わせて選択できます。1kg未満のノートパソコンは、持ち運びの頻度が高く、軽作業を中心とするユーザーにおすすめです。
1~1.5kg未満は「持ち運びが多いメインパソコンとして使いたい方におすすめ」
1~1.5kg未満のノートパソコンは、持ち運びやすさと性能のバランスに優れています。日常的な使用に十分な性能を備えており、オフィスワークや動画視聴などを快適にこなせます。ハイスペックモデルも販売されており、画像や動画の編集も可能です。
自宅や職場のメインパソコンとして使う方やモバイル用途が主な方など、多様な方の選択肢になるでしょう。主なディスプレイサイズは13~14インチ程度で、十分な作業領域と携帯性を兼ね備えています。15インチ以上のモデルもありますが、数は少ないです。
1~1.5kg未満のノートパソコンは、モバイル用途にも使えるメインパソコンを検討している方におすすめです。
1.5~2kg未満は「据え置きメインでたまに持ち運びたい方におすすめ」
1.5~2kg未満のノートパソコンは、主に自宅やオフィスでの使用を想定し、必要に応じて持ち運ぶ方に適しています。
高性能モデルも多く、複雑な作業や画像処理、動画編集にも対応可能です。たとえば、クリエイターやエンジニアが据え置きメインで使用し、たまに外出先で作業する際にも対応できるでしょう。
主なディスプレイサイズは14~16インチ程度で、効率よく作業できる大きさです。15インチ以上のモデルは持ち運びにくい場合もありますが、据え置き使用が中心であれば問題ないでしょう。
1.5~2kg未満のノートパソコンは、高性能を求めつつ、たまに持ち運びたい方におすすめです。
2~2.5kg未満は「屋内だけで持ち運ぶ方におすすめ」
2~2.5kg未満のノートパソコンは、主に室内での移動のみを想定したユーザーに適しています。たとえば、オフィス内でのプレゼンテーションや会議室への移動など、短時間の持ち運びは問題ないでしょう。
このクラスのモデルは、15~16インチ程度のディスプレイを搭載しており、広い画面で作業効率を向上させたい方に向いています。
高性能なパーツを備えていることが多く、パソコンゲームや複雑な画像処理・動画編集などの負荷の高い作業にも対応可能です。
2~2.5kg未満のノートパソコンは、長時間の持ち運びには不向きなので、頻繁に外出先で使用する場合はより軽量なモデルを検討しましょう。
2.5~3kg未満は「据え置きのみで使う方におすすめ」
2.5~3kg未満のノートパソコンは、主に据え置きで使用するユーザーに適しています。主なディスプレイサイズは15~17インチ程度なので、デスクトップパソコンの代替として利用可能です。
高性能なハードウェアを備えていることが多く、高解像度な動画編集や3Dモデリングなどにも対応できます。
たとえば、自宅でのクリエイティブワークやオフィスでの専門的な業務に向いています。しかし、重量があるため持ち運びの負担は大きいでしょう。
持ち運びを前提としていないことが一般的なので、外出先での使用は考慮せず、据え置きで利用する方におすすめです。
3kg以上は「ゲームやクリエイティブワークで使う方におすすめ」
3kg以上のノートパソコンは高性能なハードウェアを搭載しており、負荷の高い作業に適しています。
17~18インチ程度の大型ディスプレイを備えており、大画面での作業や高解像度の映像を楽しみたい方に向いています。また、ディスプレイの品質が高いことも多く、クリエイティブワークにもよいでしょう。
たとえば、最新のパソコンゲームを高解像度・高フレームレートでプレイする際や、プロフェッショナルな3DCG制作を行う際などに、その性能を発揮します。
しかし、重量とサイズが大きいため、持ち運びは難しいでしょう。主に自宅やオフィスでの据え置き使用を考えているゲーマーやクリエイターにおすすめです。
ノートパソコンを選ぶ際にチェックしたい重さ・ディスプレイサイズ以外のポイント
ノートパソコンを選ぶ際にチェックしたい、重さ・ディスプレイサイズ以外のポイントは次のとおりです。
・CPU・メモリなどのスペック
・バッテリー駆動時間
・堅牢性
・インターフェースの種類・数
各ポイントを具体的に解説します。
CPU・メモリなどのスペック
ノートパソコンを選ぶ際、用途に合ったスペックを備えているかどうかは非常に重要です。主なスペックとその役割は次のとおりです。
パーツ |
役割 |
CPU |
パソコンの頭脳であり、全体の処理速度に影響を与える |
メモリ |
データの一時保存領域で、複数の作業を同時に行う際の効率に影響する |
グラフィックス(GPU) |
画像処理を担当し、ゲームや動画編集などで高度な処理を行うために必要。一般的な使用にはCPUに内蔵されるグラフィックス(GPU)で十分 |
ストレージ |
データを保存するパーツ。SSDは高速な読み書きができ、HDDは大容量のデータ保存に適している |
たとえば、パソコンゲームや動画編集を楽しみたい方には、高性能なCPUとグラフィックス(GPU)、そして16GB以上のメモリが推奨されます。
画像処理を伴わないプログラミングなどの場合は、ミドルスペックのCPUや8GBのメモリ、内蔵グラフィックス(GPU)でも対応できます。
使用目的に応じて各パーツの性能を確認し、目的に合う組み合わせを選ぶことが重要です。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動での使用が多い場合、バッテリー駆動時間もチェックしましょう。外出先でのプレゼンテーションやカフェでの作業など、電源が確保しにくい環境で使用する方にとって重要な項目です。
ノートパソコンの平均的な駆動時間は機種により異なりますが、外出先での使用が多い場合は8時間以上を目安にするとよいでしょう。
実際のバッテリー駆動時間は公称値より短いことが一般的なので、余裕のある製品を選択することも大切です。
堅牢性
堅牢性は、頻繁に持ち運ぶ場合に重要な要素です。堅牢性が高いノートパソコンは、移動中の衝撃や振動から内部のパーツを保護し、故障のリスクを減らします。
具体的には、MIL規格に準拠した製品や、マグネシウム合金やカーボンなどの素材を使用したモデルなどです。
MIL規格とは、アメリカ国防総省が調達する物資に対して定めた品質基準です。衝撃や湿度、温度変化などのテストをクリアした製品のみ取得できます。
さらに、キーボードの防滴設計や、耐久性の高いヒンジ構造を備えたモデルも堅牢性の高いノートパソコンといえるでしょう。
インターフェースの種類・数
インターフェースの種類や数は、ノートパソコンの利便性に影響します。USBポートやHDMI端子など、必要な外部接続端子が十分に備わっているか確認することが重要です。
たとえば、外付けストレージやUSBメモリを使用する場合、USB Type-Aポートが必要です。また、最新の周辺機器との接続には、USB Type-Cポートが役立ちます。
外部ディスプレイやプロジェクターに接続する際には、HDMI端子やDisplayPortが求められます。
さらに、SDカードから写真や動画を取り込む場合、SDカードスロットがあると便利です。端子が不足していると、別途ハブやアダプタが必要になり、持ち運びの手間が増えます。
使用する周辺機器や目的を明確にし、適切なインターフェースを備えたモデルを選択しましょう。
重さ別!マウスコンピューターのおすすめノートパソコン
マウスコンピューターは、多様な重さやディスプレイサイズのBTO(Build To Order:受注生産)ノートパソコンを販売しています。
ここからは、マウスコンピューターのおすすめノートパソコンを、重さ別にご紹介します。
※ 製品の情報や価格は2025年1月21日時点の情報となります。
1.【1kg未満】AI性能が強化された「MousePro G4-I5U01BK-E」
OS | Windows 11 Pro 64ビット ( PKIDラベル貼付対応 ) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V |
グラフィックス | インテル® Arc™ グラフィックス 130V |
メモリ標準容量 | 16GB (CPU内蔵16GB / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 500GB (NVMe Gen4×4) |
サイズ | 14型 |
通常価格 (税込) |
199,870円 |
MousePro G4-I5U01BK-E
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MousePro G4-I5U01BK-Eは、軽量かつハイスペックなビジネス向けノートパソコンです。メモリをCPUに内蔵してメモリスロットを削減するなどの工夫により、約946gの軽さを実現しています。
そのうえ、AIの処理に特化したNPUを搭載したことで消費電力が抑えられており、約19時間(アイドル時)のバッテリー駆動時間を確保。充電できない環境での長時間作業にも対応可能です。
さらに、ノートパソコンから離れると自動でロックされるHPD(Human Presence Detection)機能や、スタンバイ中にシステム起動を防ぎバッテリー消費を抑える「Restricted Standby」などにも対応しています。
2.【1~1.5kg未満】堅牢性に優れた「mouse A4-A5U01SR-B」
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7430U プロセッサ |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ標準容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 256GB (NVMe) |
サイズ | 14型 |
通常価格 (税込) |
97,900円 |
mouse A4-A5U01SR-B
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mouse A4-A5U01SR-Bは、資料作成や表計算、動画視聴などライトな用途におすすめのノートパソコンです。重さは約1.34kgで、ディスプレイは14型のノングレア液晶パネルを採用しています。
マルチタスクに優れた7000シリーズのAMD Ryzen™ 5 プロセッサーを搭載しており、複数のソフトウェアの同時使用にも対応できます。
その他にも、MIL規格に準拠した堅牢性の高い筐体や、メイン液晶含め3画面出力への対応など、多様な用途に活用できるノートパソコンです。
3.【1.5~2kg未満】クリエイティブ用途に対応できる「DAIV Z6-I7G60SR-A」
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ標準容量 | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) |
サイズ | 16型 |
通常価格 (税込) |
279,800円 |
DAIV Z6-I7G60SR-A
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DAIV Z6-I7G60SR-Aは、重さ約1.6kgで、持ち運びにも対応できるクリエイター向けノートパソコンです。
CPUには第13世代のインテル® Core™ i7 プロセッサー、グラフィックス(GPU)にはNVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを採用しており、画像処理を伴う作業にも対応できます。
ディスプレイには、16インチ(WQXGA:2560×1600)のノングレア液晶を採用。sRGB比 100%かつ出荷前のキャリブレーションで作成したカラープロファイルを適用しており、忠実な色表現を可能にしています。
4.【2~2.5kg未満】ゲーミングノートPC「NEXTGEAR J6-A7G60GN-A」
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7840HS プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ標準容量 | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) |
サイズ | 16型 |
通常価格 (税込) |
199,800円 |
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
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NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは、専用グラフィックス(GPU)を搭載したゲーミングノートPCです。
フレームレートを飛躍的に向上させる「DLSS 3.0」に対応した、GeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを採用しており、場所を選ばずクオリティの高いゲームプレイを楽しめます。
重さは約2.29kg、ディスプレイサイズは16インチを採用。リフレッシュレートは165Hzまで対応しており、臨場感あふれる滑らかな映像を描写してくれます。
まとめ:ノートパソコンの重さとディスプレイサイズは用途に合わせて選ぼう!
ノートパソコンは、用途に応じて重さとディスプレイサイズを選ぶことが重要です。持ち運びが多い方には、軽量で小型のモデルが便利です。一方、据え置きで高性能を求める場合は、重量があり大画面のモデルをおすすめします。
また、CPUやメモリなどのスペック、バッテリー駆動時間、堅牢性、インターフェースの種類・数も考慮し、使用目的に合ったノートパソコンを選びましょう。
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