子供用のパソコンはいつから必要?選び方は?小学生〜中学生向けおすすめモデルも紹介!

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 プログラミング教育の必修化や便利な学習アプリの開発などが進み、子供のころからパソコンを使う機会が多くなっています。

 パソコンは学習の効率を高める便利なツールですが、子供にパソコンを与える際には、メリットやデメリットを把握したうえで、目的に合うモデルを選択することが大切です。

 この記事では、子供にパソコンを与えるタイミングやパソコンに触れるメリット・デメリット、子供用パソコンの選び方などを解説しています。記事の後半では、おすすめのパソコンも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

※ 製品の情報や価格は2024年8月20日時点の情報となります。

 

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子供にパソコンを与えるのはいつから?小学3年生までがよい理由を解説

 子供にパソコンを与えるタイミングには明確な決まりがないため、悩む親も多いでしょう。一般的には、子供にパソコンを与えるのは小学3年生までがよいといわれています。ここではその理由について解説します。

ローマ字を習い出すから

 パソコンの入力はローマ字入力が基本なので、ローマ字の理解が求められます。そして、一般的には小学3年生になると、ローマ字を学びます。ローマ字の理解が進むことで、パソコンの操作をスムーズにできるようになります。

 また、学校でローマ字を習い始めると同時にパソコンにも触れると、学習の相乗効果が期待できます。自宅でもパソコンを使ってローマ字入力の練習をすることで、学校での授業にも役立つはずです 。こうして、子供の学びを深めることができます。

プログラミング教育が始まるから

 日本の小学校では、2020年度からプログラミング教育が必修となっています。小学5~6年生の算数や理科の授業で、プログラミングを習い始めるのが一般的です。

 小学3年生あたりでパソコンに触れさせたり、プログラミングの基礎を学んだりしておけば、習い始めるころには操作にも慣れ、スムーズに授業を理解できるでしょう。

 プログラミング教育はタブレットでもできますが、パソコンのほうがより実践的な学習ができます。学校のパソコンを使えば学習できますが、個人用のパソコンがあれば予習・復習がしやすくなります。

子供がパソコンに触れるメリット・デメリット

 パソコンを与える際は、子供がパソコンに触れるメリット・デメリットを理解しておくことが大切です。

 メリット・デメリットを理解することで、パソコンの適切な使い方を子供に伝える際に役立つでしょう。

子供がパソコンに触れるメリット

 子供がパソコンに触れるメリットの1つ目として、プログラミング的思考の習得が挙げられます。子供のうちからプログラミングに触れることで、問題解決能力や論理的思考力が自然と身に付くでしょう。

 2つ目のメリットは、パソコンの基本的な操作スキルの習得です。たとえば、タイピングやファイルの管理など、日常生活で役立つスキルを養えます。

 3つ目は、自主性を育てられる点です。子供が自ら課題を見つけ、それを解決する過程で自主性が養われるでしょう。

 このように、子供がパソコンに触れることで、思考面やスキル面でのメリットがあります。

子供がパソコンに触れるデメリット

 子供にパソコンを与える際は、デメリットも考慮する必要があります。1つ目のデメリットは、目の疲れや視力の悪化につながる恐れがあることです。長い時間画面を凝視すると、子供の視力に悪影響を与えかねません。

 2つ目は、パソコンに時間を使いすぎて、ほかの勉強がおろそかになる恐れがあることです。たとえば、パソコンに夢中になり宿題を後回しにする、就寝時間が遅くなり生活リズムが崩れるなどが考えられます。

 3つ目は、不適切な情報にアクセスするリスクがあることです。インターネットを利用すると、子供が有害な情報に触れる恐れがあります。

 これらのデメリットを理解し、適切な使用方法を教えることが大切です。

子供にパソコンを与える際はルール作りや制限の設定を行う

 子供にパソコンを与える際は、ルール作りや制限設定が大切です。まず、家庭内で使用時間やインストールしてよいアプリを決めます。たとえば、宿題をした後に1時間だけパソコンを使う、などの具体的なルールを設定するとよいでしょう。

 また、不適切な情報にアクセスしないように、制限を設けることも重要です。Windows OSのパソコンであれば、Family Safety(ファミリーセーフティ)を活用することで、子供のパソコン利用を管理 できます。

 具体的には、Webの閲覧や使用できるアプリ・ゲームの設定、使用時間、購入や支払いなどを制限可能です。こうしたルールや制限を設けることで、子供の安全と健全な成長をサポートできるでしょう。

子供用パソコンの選び方

子供用パソコンを選ぶ際のポイントは、次のとおりです。

・勉強・遊びに使うなら「Windows OS」がおすすめ

・画面サイズは使い方で決める

・外出先で使うならバッテリー駆動時間もチェックする

・ディスプレイは目に優しいノングレア(非光沢)を選ぶ

・処理性能に関わるスペックはミドルエンドまでがおすすめ

・堅牢性やサポート体制もチェックする

・子供が使いやすいキーボードを搭載したモデルを選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

勉強・遊びに使うなら「Windows OS」がおすすめ

 パソコンのOS(オペレーティング・システム)にはWindows OSとmacOSがありますが、子供用パソコンにはWindows OSがおすすめです。Windows OSは、Microsoftが開発したOSで、世界中で広く利用されています。

 Windows OSはソフトウェアの数が多く、プログラミング学習に利用できるソフトも豊富です。たとえば、Scratch(スクラッチ)やPython(パイソン)の学習に適したツールなどが揃っています。

 また、Windows OSは利用者が多いため、周囲と情報交換しやすいところも利点です。ネット上にはカスタマイズの方法やトラブルシューティングに関する情報が豊富で、問題解決がスムーズにできます。

 

 

画面サイズは使い方で決める

 パソコンの画面サイズは、15インチ以下、16インチ以上を目安に使い方によって決めるとよいでしょう。ここでは、それぞれの特徴やおすすめの使用環境について解説します。

持ち運ぶ機会が多いなら15インチ以下

 持ち運ぶ機会が多い場合は、15インチ以下のパソコンを選んだほうがよいでしょう。小型のノートパソコンであれば、学校やパソコンスクールに通うときの負担を軽減できます。

 15インチ以下のパソコンはA4サイズに近いため、ランドセルや教科書を入れるカバンに入れやすいのもメリットです。重量も1.5kg前後の製品が多く、子供でも楽に持ち運べます。

 このように、携帯性に優れた15インチ以下のパソコンは外出先での学習に最適です。

主に自宅で使うなら16インチ以上

 主に自宅内で使用する場合は、16インチ以上のパソコンがおすすめです。画面が大きいため、顔を近づけなくても見やすく、目の疲れや姿勢の崩れを軽減できます。

 たとえば、17インチのパソコンは対角線の長さが43.18cmあるため、映像や文字がはっきり見え、長時間の作業も快適に行えます。

 さらに、本体が大きな分キーボードやタッチパッド周辺の空間に余裕があり、操作がしやすいです。画面が大きいほうが作業効率や快適性は向上するので、自宅での学習や作業が主になる場合は16インチ以上を選択しましょう。

 

 

外出先で使うならバッテリー駆動時間もチェックする

 子供がパソコンを外出先で使う場合は、バッテリー駆動時間もチェックすることが重要です。学校やパソコンスクールで利用する際、駆動時間が短いと頻繁に充電が必要になるほか、使用中にバッテリーが切れてしまう恐れがあります。

 充電をすればよい話ですが、充電ケーブルを持ち運びする必要があるため荷物が増えてしまいます。充電を気にせず使いたい方は、10時間以上の駆動時間を目安にするとよいでしょう。10時間以上の駆動時間があれば、一日中外出するときでも、夜まで保てるためパソコンを管理する負担を軽減できます。

ディスプレイは目に優しいノングレア(非光沢)を選ぶ

 子供用パソコンのディスプレイは、目に優しいノングレア(非光沢)を選択しましょう。画面を見続けると目に負担がかかるため、子供用のパソコンにはできるだけ目に優しいディスプレイを選ぶことが大切です。

 ディスプレイには、グレア(光沢)とノングレア(非光沢)の2種類 があります。グレアは発色がよく画面がキレイに見えますが、反射や映り込みがあるため目が疲れやすいです。

 一方、ノングレアは反射や映り込みを軽減するため目が疲れにくくなります。長時間の学習や作業による目の疲れを軽減するためにも、ノングレアのディスプレイを選択しましょう。

処理性能に関わるスペックはミドルエンドまでがおすすめ

 子供用パソコンの処理性能に関わるスペックは、ミドルエンドまでがおすすめです。インターネットの閲覧やプログラミングには、それほどハイスペックなパソコンは必要ありません。信頼できるメーカーの、エントリーモデルからミドルエンドモデルを選択するとよいでしょう。

 たとえば、Windows OSを搭載したパソコンであれば、インテルのCPUならCeleronからCore i3程度、AMDのCPUならAthlonからRyzen 3程度が目安です。メモリは4GB以上あれば、インターネットの閲覧などの負荷が高くない動作は問題なく行うことが可能です。

 ゲームや画像・動画の編集など、負荷の重い用途にも使いたい場合は、インテルのCPUならCore i5以上、AMDのCPUならRyzen 5以上、メモリは8GB以上がおすすめです。子供用パソコンを選ぶ際は、必要な性能を確保しつつ、コストを抑える選択を意識しましょう。

 

 

 

堅牢性やサポート体制もチェックする

 子供用パソコンを選ぶ際には、堅牢性やサポート体制もチェックすることが重要です。子供が使っても壊れにくいパソコンが欲しい場合、堅牢性の指標となる「アメリカ国防総省制定のMIL規格」をクリアしているかを目安にするとよいでしょう。

 MIL規格をクリアしたパソコンは、一定の衝撃や粉塵、温度変化などに耐えられる堅牢性を持っています。落下や振動に強いパソコンであれば、子供が扱っても壊れにくいです。

 また、標準の保証や追加保証が充実していることも大切です。延長保証や盗難破損保証を選択できるか確認しましょう。こうしたポイントを押さえることで、長く安心して使えるパソコンを選べます。

 

 

子供が使いやすいキーボードを搭載したモデルを選ぶ

 子供用のパソコンは、子供でも使いやすいキーボードを搭載したモデルを選択しましょう。手の小さな子供でもタイピングしやすいキーボードを選ぶと、スムーズに学習を進めやすくなります。

 具体的には、キーピッチ(キーの間隔)が広いとミスタイピングがしにくくなるため、17mm以上のキーピッチを選択しましょう。また、キーを押すときの深さを指すキーストロークは、浅いほうが少ない力でタイピングができます。

 多くのノートパソコンに採用されるパンタグラフキーボードは、これらの条件を満たしていることが多く、子供用に適したキーボードといえるでしょう。こうしたキーボードを選ぶことで、子供が快適にパソコンを使える環境を整えられます。

 

 

子供(小学生~中学生)におすすめのノートパソコン3選

 ここからは、小学生~中学生におすすめできる、マウスコンピューターのノートパソコンを3機種紹介します。

※ 製品の情報や価格は2024年8月20日時点の情報となります。

1.14型ノートパソコン mouse B4-I1U01PG-B

mouse B4-I1U01PG-B
OS Windows 11 Home (Sモード) 64ビット
CPU インテル® プロセッサー N100
グラフィックス インテル® UHD グラフィックス
メモリ標準容量 8GB (8GB×1 / シングルチャネル)
M.2 SSD 128GB (NVMe)
サイズ 14型
通常価格
(税込)
69,800
mouse B4-I1U01PG-B
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mouse B4-I1U01PG-Bは、学校への持ち運びに適した、軽量でコンパクトなモバイルノートパソコンです。高精細な14型のフルHDパネルを採用しており、文字や画像が見やすくなっています。静音性が高いファンレス構造なので、子供が学習に集中しやすいところもメリットです。

また、Microsoft 365 Basic 1年版が付属しており、100GBのクラウドストレージを1年間使用することができます。堅牢性を実現するMIL規格に対応している点も魅力の1つです。

2.【はじめてのパソコンセット】 14型ノートパソコン mouse F4-I7I01CG-A(学生向け)

mouse F4-I7I01CG-A(学生向け)
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー
グラフィックス インテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ標準容量 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD 512GB (NVMe)
サイズ 14型
通常価格
(税込)
150,800
mouse F4-I7I01CG-A(学生向け)
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mouse F4-I7I01CG-A(学生向け)は、通勤通学など、持ち運びに便利な14型ノートパソコンと小型ワイヤレスマウス、メッシュポケット付きインナーケースのセットモデルです。

パソコンをはじめて購入する方向けに、おすすめのセットをご用意しました。

3.17.3型ノートパソコン mouse F7-I5I01BK-B

mouse F7-I5I01BK-B
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i5-1235U プロセッサー
グラフィックス インテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ標準容量 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD 512GB (NVMe)
サイズ 17.3型
通常価格
(税込)
119,900
mouse F7-I5I01BK-B
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mouse F7-I5I01BK-Bは、17.3型 ノングレア液晶を搭載した大画面ノートパソコンです。CPUにはインテル® Core™ i5 プロセッサー(12世代)を搭載しており、学習アプリはもちろん、写真編集や動画視聴なども快適に行えます。

画像や動画データの取り込みなどに役立つSDカードスロットや光学ドライブも内蔵しており、幅広い使い方ができます。さらに、堅牢性の高いことを示す「MIL規格」に対応しているため、子供が使っても破損や故障がしにくいノートパソコンです。

頑丈なパソコンが欲しいという方には、高い耐衝撃、耐久性能の「MIL規格」適合パソコンがおすすめです。

 

 

まとめ:子供用パソコンは目的に合うスペックを選択しよう

 ローマ字やプログラミング学習が始まることを考慮すると、小学3年生までには子供にパソコンを与えることをおすすめします。

 子供をパソコンに触れさせることで、プログラミング的思考や操作スキルの習得、自主性の向上などが期待できます。ただし、目の疲れや長時間使用、不適切な情報へのアクセスなどのリスクがあるため、ルールや制限設定を適切に行いましょう。

 今回紹介した選び方を参考に、子供の環境に適したスペックのパソコンを購入してください。

 マウスコンピューターは、国内生産の高品質な「BTO(Build To Order)」パソコンを販売しているパソコンメーカーです。紹介した製品以外にもさまざまなスペックのパソコンを販売しているので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

※ 一部モデルは海外製造も行っています。