インターネット閲覧ソフトウェアにおけるMIDIファイルの再生について

[現象] インターネット閲覧ソフトウェアを使用してMIDIファイルを再生すると、再生音声が乱れる
回避方法
 注意:下記の設定は、Microsoft Internet Explorerなどのインターネット閲覧ソフトウェアをすべて
 閉じた状態で行ってください。本機のソフトウェアの再インストールを行った場合も下記の方法に従って、
 再度設定を行ってください。

 1) 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」をポイントし、「コントロールパネル」をクリックします。


 2) 「コントロールパネル」ウィンドウが表示されますので、「QuickTime」アイコンを
  ダブルクリックします。「QuickTime」アイコンが表示されていない場合は、
  「すべてのコントロールパネルのオプションを表示する。」をクリックして、
  「QuickTime」アイコンを表示します。

 3) 「QuickTime設定」ダイアログボックスが表示されますので、プルダウンメニューをクリックし、
    「ミュージック」をクリックします。

 4) シンセサイザの選択画面で「General MIDI」の左横の○マークをクリックし、
  「General MIDI」が選択された状態にします。

 5) 「QuickTime設定」ダイアログボックスの「X」をクリックして閉じます。

 6) 「コントロールパネル」ウィンドウの「X」をクリックして閉じます。
   以上で、設定の変更は完了です。

 [詳細情報]

MP800UCBおよびMP866UAVには、アップル社QuickTime 4.0がプレインストールされています。これは同じくプレインストールされているビデオ編集ソフトウェア(Ulead VideoStudio 4.0 SE Basic)がQuickTimeの機能を利用しているためです。 QuickTime 4.0は、Microsoft Internet Explorerなどのインターネット閲覧ソフトウェア上で、ビデオやサウンドなどのマルチメディアファイルを再生可能にする"QuickTime Internetプラグイン"という機能を追加します。そのプラグインの中にMIDIファイルを再生するソフトウェアシンセサイザー"QuickTime ミュージック・シンセ"が含まれています。 インターネットのWebサイトには、BGMとしてMIDIファイルを使用している場合がありますが、このようなWebサイトを表示する場合、MIDIファイルはMicrosoft Internet Explorerなどのインターネット閲覧ソフトにプラグインされた"QuickTime ミュージック・シンセ"と、本機の"ウェーブテーブルシンセサイザー"の両方を使用してMIDIファイルを再生してしまうため、二つの再生音声が重なって聞こえ、再生音声が乱れているように聞こえます。このとき、"QuickTime ミュージック・シンセ"の再生音声はWAVE出力、"ウェーブテーブルシンセサイザー"の再生音声はMIDI出力から出力されます。