芸人であり音楽家
楽曲を作る上でPCは商売道具
芸人 / 音楽家
霜降り明星 粗品
2020年5月にボカロPとして楽曲「ビームが撃てたらいいのに」を発表。
その後もコンスタントにボカロ曲を公開しつづけ、
2021年1月、芸人としては異例の自身の音楽レーベル「soshina」を設立。
そして、2021年3月31日にメジャー第1弾となる楽曲「乱数調整のリバースシンデレラ」を公開。
今回は、アーティストとしての活動を本格的に開始した粗品さんに、 普段の音楽制作環境や、DAIVを実際に使用した所感をインタビュー。
ミュージックビデオ
作品制作メイキングムービー
──まずはご自宅の音楽制作環境を教えてください。
シンプルなんですけど、今回購入したDAIV X10-QP2が1台と、 大きめの31.5インチの4Kモニター(iiyama製)が1台です。
音楽制作用に、MIDIキーボード、オーディオインターフェース、
でかめのモニタースピーカー、あとヘッドホンがあります。
DAWソフトはCubase11 Proを使用していますが、
まだ使い慣れていないのでショートカットキーなど覚えているところですね。
DAIVに求めたもの
PCをひとつの『商売道具』と考えたときにスペックは妥協したくなかったんです。
その点、DAIVはプロ仕様のクリエイター向けPCってことで、
クリエイティブに特化しているのが魅力的でした。
なにかに特化しているものが、僕大好きなんですよ。
例えば、カレーに特化したスプーンが出てるんですけど、
普通のスプーンより、ちょっと先端が細くなってるんですよ。
それでなにができるかって言うと、
カレーを食べ終わる頃に、ちょっとした米粒だったり、ルーが皿に残るけど、
スプーンの形状がカレーに特化しているから、最後の一口が掬いやすいんです。
同じようにDAIVもクリエイティブの最後の一口を掬いやすいものだと思っていて、
なにかに特化している商品ってやっぱり素晴らしいんですよ。
今回使わせてもらって景色が変わったというか、
使い心地が非常に良くて、コストパフォマンスもめちゃくちゃ高いですね。
音楽制作以外の用途で言うと、 ゲーム実況をたまにしてるんですけど、 高負荷な映像処理を求められるゲームにも耐えられるグラフィック性能があるので、 今後はゲームでも使っていきたいと思っています。
PCがあったからこそ出会えたもの
いや、もう全てですけどね、正直──。 小中高ずっとPCを触っていました。 小学校のときは『おもしろフラッシュ』が流行りまして、 僕がクラスで一番先に見つけてみんなに紹介したり。
中学生のときは、ブログとかホームページ、 ハンゲームやFPSなどのオンラインゲームも流行りましたね。
高校生になってからは、ニコニコ動画に出会いまして、 ニコニコ動画から発展していった『東方Project』、『ボーカロイド』などは、 今の僕を形成した全てです。めっちゃ楽しかったですもん。 PCがなかったらちょっとやばかったかもしれないですね。
昭和くらいの子どもたちってどうやって楽しんでたんかな?って思うんですけど、 現代のPCがあって恵まれた環境にいる僕みたいなインドアなタイプの人間は、 学校終わってすぐ家に帰ってなにしてたかって言ったらPCですからね。 だから、PCのおかげで人生助かってますよね。
──お笑いのためにPCを活用することはありますか?
漫才を作るときにもPCは活用してます。 ネタ作りのために調べ物をしたりとか、 自分たちで考えたネタやボケが「なんか見たことあるな…」ってなったときに、 動画サイトで検索してみたりしますね。 あと、よくあるんですがツッコミで使う言葉に、 「もっと良い表現があるんじゃないか」って時にも調べます。
ピンネタを作るときもPCをフルに使ってまして、 歌ネタ用の音楽制作でも役立ってます。
DAIVを実際に使ってみて
実は、DAIVを自腹で買うってなったときに、 メモリやストレージ、グラフィックボードとかをとにかく良いものにカスタマイズしてほしい、 大げさに言うと、一生使えるPCにしたいってお願いしたんです。
実際、家に届いてからずっと使ってますが、なにひとつ不満はなくて、 素晴らしい商品が普通に届いたな!って思ってます。
今までDAIVを触ったことがなかったんですけど、 まず電源入れるところからかっこいいじゃないですか。 ツマミを右にカチッと回すっていう。そんなの見たことないですよ。
あとフローリングに優しいという。 なんかね、ちっちゃい車輪(キャスター)が2つ付いてて(笑)。 これ画期的でめっちゃ動かしやすいんですよ。 従来のデスクトップPCってやっぱり重くて大きいので、 移動するのが毎回大変なんです。
キャスターが4つじゃなくて2つなのも秀逸ですね。 2つなら片側を持ち上げて移動できるし、設置したら動かないんですけど、 4つ付いてると、押したらどっか行っちゃいますからね。
本当に今まで触ったPCで一番使いやすいですね。
粗品
2歳からピアノを始め、13歳からはギター、高校からは DTM に目覚める。
パッヘルベルのカノンからザ・ブルーハーツ、ヒャダインなどなど幅広いジャンルの音楽を吸収し、絶対音感を活かしてクラシック音楽の採譜や、草オーケストラの指揮もこなすなど常に音楽の活動も行ってきた。
芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、世界的ピアニストであるラン・ランからのオフ ァーでピアノの演奏で共演を果たしたほか、“粗品TV”では番組内の音楽を手掛けるなど、近年アーティストとしての活動も広がり、2020年にはついにボカロ楽曲を発表。
「#みどりの唄」は公開と同時にTwitterトレンド入りを果たすなど話題となった。そして 2021年いよいよ音楽活動の本格化に向け、自身のレーベル“soshina”を設立。
DAIV X10-QP2
※参考スペック
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: インテル® Core™ i9-10900X
メモリ: 32GB
ストレージ: M.2 SSD 512GB NVMe対応
グラフィックス: NVIDIA® Quadro® P2200
※代表的な構成の一例です。
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▼粗品カスタマイズ
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU:インテル® Core™ i9-10900X
メモリ: 128GB
ストレージ: 2TB NVMe SSD
グラフィックス: NVIDIA® Quadro® P2200
3Dグラフィックスも快適にこなすプロフェッショナルPC
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音楽制作ソフト
Cubase11 Pro
Steinberg